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本日1月17日は阪神・淡路大震災があった日です。
私は兵庫県神戸市生まれで、当時神戸の自宅でこの大震災の被害に合いました。

もう20年以上前のことになりますが、
間違いなく私の人生観・生き方を変えるきっかけとなった出来事です。


正直に書きますと、
あの地震を思い出すだけで怖いですし、辛い気持ちになります。

今でも地震が起きたら、大きさに関係なく体が強張ってしまいます。

幸いなことに家族や親戚、親しい友人は無事だったのですが、
知り合いや大学の先生などを亡くしました。

地震直後、瓦礫の山となった故郷の光景は一生忘れないでしょう。


別にこのブログで、
どれだけ被害の大きな地震だったのかを書きたい訳ではありません。

その代わりに、
この地震を通じて、私が思ったことを綴りたいと思います。


人はいつ死ぬかわからない。
だからこそ今生きていることに感謝する。
1日1日を大切にして、精一杯生きていく。
どんなに辛いときも、明日はやってきて、生きている私たちは前に進んで行くしかない。
自分がいつか死ぬときに、燃え残りがないように、
毎日燃え続けて、最後の日まで一生懸命生き抜こう。

地震後、本気でそう思うようになりました。
当時20歳ぐらいでした。
そして、40歳を超えた今でも、
そう思って毎日を生きています。


東日本大震災で同じような思いをした方もいるかもしれません。
私は3.11も東京にいたので、二度も大きな地震に遭遇しました。

もうあのような思いはしたくないのですが、
未来のことなんて誰にもわかりません。

だからこそ、
これからも1日1日を大切にして、燃えるように生きていきたいですね。

生徒さんたちも、今すべきことを一生懸命頑張って、
掛け替えのない日々を大切にしてほしいと切に願います。


前岡


写真は大地震から復興してきた現在の神戸です。私の大好きな故郷です。