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久米川教室

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12/2【久米川教室】内申について思うこと

中学3年生、各学校において仮内申が判明しました。

毎年思うことなのですが、
学校ごとに伝え方が異なるのはなぜなのでしょうか。

第一・第七中は口頭で「3科◯、5科◯、9科◯」と伝えるだけ。
第四中・第五中は「3科◯、5科◯、9科◯」と記載されている用紙を渡して知らせています。
第三中は通知表の様式で紙面にて各教科の評定を教えてくれました。

第三中以外は、どの教科が上がったり下がったりしたのか、その内訳が分かりません。
変に勿体ぶることなく、教えてくれてもいいと思うんですけどね。

スマホもテレビも漫画も我慢して向き合った最後の定期テスト。
その頑張りが報われた生徒さんもいれば、酷な結果を突きつけられた生徒さんもいます。
その中でも、誰が聞いても納得できないであろう結果があったので書かせていただきます。

学校名は伏せますが、美術においてです。

定期テストは50点満点。1学期期末でその生徒さんは頑張って45点以上取りました。
この時点で9割超えなのですが、美術は作品などが重要視されることもあって1学期の評定は「4」でした。

そして先日の2学期期末、その生徒さんは頑張って50点中ほぼ満点を取りました。
本当に立派でした。評定「5」を若干期待しつつも、「4」はキープできると確信していました。
ところが、仮内申では評定「3」と知らされました。

人前では我慢したそうですが、家に帰ってその生徒さんは大泣きしたそうです。
僕もその話を聞いていて悲しみと憤りの気持ちでいっぱいになりました。

なぜこのようなことが起きるのでしょうか。意味がわかりません。
鑑賞レポートの結果でマイナスをされたそうですが、提出忘れもなければ、適当なことも書いていないそうです。
当然、親御様も納得がいっていないご様子ですし、家族ではない僕でさえも抗議したい気持ちでいっぱいです。

絶対評価が導入されてから、もう20年近くが経過しています。
絶対評価を基準にするならば、この生徒さんはテストだけなら評定「5」、曖昧な作品の点数など加味しても「4」には収まるはず。

ちなみにTOMANの生徒さんではないのですが、この学校では同様に不可解な「評定ダウン」が他の子においてもあったそうです。
そんな中、定期テストは25点なのに、評定「5」の生徒さんもいるとか。もう訳がわかりません。

毎年思うことですが、一部の教師が個人的な感情で評定をつけている現状が許せません。

僕は生徒さんの努力を引き出し、胸を張って「頑張れた」と言わせることを仕事としています。
テストはその結果です。にもかかわらず、謎の力学によって最も大切な評定が覆ってしまうのには納得がいきません。

告知されてしまった以上ここから覆ることは可能性として低いですが、できる限りの抗議をするべき問題です。
僕としては、その生徒さんの勉強に対する気持ちが萎えないように精一杯フォローしていくつもりです。

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