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3/10【久米川教室】読書のすゝめ
昨日、一昨日と3年生は国語の授業がありました。
都立入試における国語は、論理の科目であると私は考えています。
本文を読み、そこに書いてある内容から選択肢を選んでいく、という作業を適切にすることができれば正答することができます。
その訓練を1年間かけてやっていくわけですが、そもそも本文に書いてある内容を正しく理解する必要がありますから、語彙力を増やすために意味調べを宿題にし、授業では選択肢を選ぶ(=不正解の選択肢を切っていく)方法を生徒さんと一緒に考えていきます。
授業をしていて感じたことは、
正しく選択肢を選ぶことがすでにできる生徒さんと、まだまだできない生徒さんがいるということ、つまり、この時点で差が生まれているということです。
入試形式の国語の解き方をはじめてするわけですからできなくて当然なのですが、もうすでにできている生徒さんがいるのはなぜでしょうか。
おそらく傾向としてあるのは、読書が好きな生徒さんは選択肢を正しく選ぶことができる、ということです。
私が「この子は国語が得意だなぁ」と思っている生徒さんに「本ってけっこう読む?」と聞くと、「読みます。本好きです!」と言う生徒さんが多い印象です。
私自身も国語は得意だったのですが、振り返ってみると、「ぼくは王さま」や、「怪談レストラン」のシリーズは小さい頃に読んでいたし、中学生に入ってからも本は読んでいたなぁと思います。(ちなみに、今でも読書は好きですね。)
これは、普段から本をよく読む生徒さんは、語彙力を増やすことと、情景を思い浮かべながら活字を読む、ということを知らず知らずのうちに蓄積できているということを表していると思います。
だから、読書好きの生徒さんは、国語が得意になりやすい。
もちろん、これから一緒にその訓練を1年間かけてみっちりしていくので、読書をしてこなかった生徒さんも身についていくとは思いますが、この時点での差は大きいのかなぁとも思います。
まだ中3生になっていない生徒さん、今からでも本を読むのはおすすめですよ〜。
杉本
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