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久米川教室

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5/29【久米川教室】学校再開に思うこと

本日で5月の取り組みも終了。
いよいよ心待ちにした学校再開の6月に突入します。

この3ヶ月、様々なことを考えさせられました。

その中でも強く感じたのは、この期間が、
「変化を嫌いそのまま停滞してしまった人。」「変化するチャンスとして自らの枠を広げられた人。」
に大別される機会となったこと、ですかね。

公教育はどうでしょうか。

間違いなく前者で突き通してしまった感は否めません。
きっと再開しても、今まで通りに戻すことしか考えていないでしょう。

桃井教室の藤田に同調する形になりますが、年間授業数の消化が重要だとは全く思いません。

かの有名なアイザック・ニュートンは学生時代にペストが流行したため大学休校の憂き目にあいました。
しかしその休校期間、彼は故郷に戻り自由な研究をするために時間を費やしたそうです。
「リンゴが落ちるのを見て万有引力に気づいた」という有名なエピソードはここで生まれたと言われています。

ただ課題だけ消化して、授業数を消化した先に何があるのでしょうか。
「やらされた感」しか残らないでしょうね。主体的学びは全くありません。


今までと違う状況だからこそ、新しい何かに挑戦していく姿勢が必要なのではないでしょうか。

9月入学という制度も賛否あれど結局、白紙になったようなものです。
僕は9月入学に全面的に賛成していたわけでもありませんが、「変化を嫌い、収まる所に収まった感」が何だか嫌です。

休校期間、蜜を避けるのであれば、地域の学校と塾とで協力していく姿勢もあって良かったのではないでしょうか。
病床確保でホテルなどが使用された例がありましたし、塾の教室を利用して分散する動きがあっても良かった気がします。
僕が現場の教師だったら、間違いなく提案していました。(そして教育委員会や管理職に却下されたと思います。)
「同調圧力」と「垣根意識」が邪魔するのでしょうね。

今後のことを思えば、GIGAスクール構想(情報端末を生徒一人一人が持って学びの機会を得ること)こそ、大胆に推し進めて行くべきかと思います。
しかし優先されるのは授業数の確保ですから、きっと思うように進まないのでしょうね。

学校再開、現場の混乱は百も承知ですが、
今だからこそできること・子どもたちに本当に必要なことを今一度考えて欲しいです。

TOMANでは教室間で程度差はあれど、新しい試みに挑戦しています。
感染に注意しつつ価値ある対面授業を進め、生徒管理面では情報端末を積極的に駆使していきたいと思います。

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