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上石神井教室

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7/4【上石神井教室】本気になるには・・・

石神井西中の3年生の成績も少しずつ返ってきました。

西中さんのテストは、基本的に難しくて平均点が低いことが多いのですが、
生徒さんによっては、80点を超えた科目がいくつかありました。
問題内容を考えるとよく頑張ったと思います。

ただ、全体的に見ると、
平均は越えていてそこまで悪くはないけど、特別良いわけでもない・・・

なんといいますか、
70点後半であと一問正解すれば80点超えたのに・・・って感じ。
(このニュアンスが伝わるでしょうか?)

生徒さんと顔を見合わせて、
「あと少しなのにね。なんか惜しいよなぁ・・・」と言う結果になりました。


なぜあと少し点数を積みあげることができなかったのでしょうか。

勉強量に問題のあった科目もありましたが、
西中の3年生は部活動を引退している方が多いので、
とりわけ時間がなかったとは思いません。

それ以前に私は、
生徒さんの勉強に対するこだわりのなさが気になりました。


彼らの勉強の様子を見ていると、
みなさん真面目に取り組んでいるのですが、
よく見ると「しっかり考えて勉強する」というより、
「なんとなく覚える」「なんとなく解く」という勉強をしている印象です。

これまでこういった勉強は「絶対にやってはいけない」と言い続けてきたのですが、
常に注意を促さないと、いまだになんとなく勉強してたりします。
(それでもかなり改善されてきたんです・・・)


今年の3年生全般に当てはまるのですが、
石に齧りついてもでも点数を取ってやる!!!という気概を持った生徒さんがいませんね。
(毎年もう少しいるんですが…苦笑)

生徒さん自身が、
高得点を取りたいと強く思い、
もっと細部にまでこだわって勉強する。

そこまでしないと、望んでいる点数には届かないでしょう。


ではどうすれば、
もっと考えて勉強するようになるのか。
また、
もっと点数を取りたいと本気で思うようになるのか。


答えは、
具体的に「志望校」を意識する(させる)こと
です。


なんとなく勉強を頑張って、入れそうな高校を受けるのではなく、
もっとはっきりと「行きたい高校」を意識する。

その高校に合格するためには、
「今」自分は何をしなければならないのか。
入試日から逆算して考えて行動していく。

これが重要なんです。

自分で、自分の目標を定めたとき、
私たちがいろいろ指示出しをしなくても、自分で考えて行動するようになりますし、
どうしていいのか分からないときは、自分から積極的に私たちに尋ねてくるようになります。


テストが返ってきて、一喜一憂する時期だと思いますが、
「何のために今自分は頑張らないといけないのか。」
まずは、
ゴール地点をしっかりと見据えてから、勉強に取り組みましょう。

ご家庭でも進路について、お子様とよく話しあってくださいませ。


追伸
目標は変わってもいいので、まずはどこをゴールにするか。
いろいろとご家族で議論を交わしてみてください。

もちろんご面談でのご相談も受け付けております。


前岡

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