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久米川教室

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9/9【久米川教室】集団塾の良い点のひとつ


私は個別指導塾でも社員として教えておりましたので、集団塾と個別指導塾それぞれの良い点・悪い点をある程度理解しているつもりです。
 
そんな私が考える集団塾の良い点のひとつとして、「適度に競争心をあおれること」があります。
 
 
数学の授業中、
「先生、二次方程式の利用問題がわからないので、もう一度全部教えてください。」
と、ある生徒さんが言いました。
もうテスト前ですから、不安なところは全部聞いておきたいのでしょう。
快く、すべて解説しました。
すると、他の生徒さんからも、
「先生、ここを教えてください。」
と質問がたくさん飛んでくるようになりました。
 

この二次方程式の質問をした生徒さんは、社会の時間でも「先生、テスト受けます!」と一番最初に言ってくれ、他の生徒さんを刺激してくれます。

 
集団の中にひとりでもモチベーションが高い生徒さんがいると、それに触発されて他の生徒さんも「私もやらなきゃ!」という気持ちになります。

 
このようにして、集団全体としてテストに向けての気持ちが高まった状態を私は「戦う集団」と呼んでいますが、特に3年生の両クラスは、それが醸成されつつあるなぁとうれしく感じています。

 
一方で、まれに起こることとして、モチベーションが低い生徒さんが他の生徒さんを悪い意味で刺激してしまうこともあります。
「え〜、こんなの覚えられないよ〜」
「こんなにたくさん宿題できないよ〜」
などなど。

私はこれをスルーしません。
これをスルーしてしまうと、他の生徒さんもネガティブな方向にリードされてしまう可能性がありますので。

 
「え〜、こんなの覚えられないよ〜」
→覚えられる。じゃあどうやって覚えるかを確認してみよう。
「こんなたくさん宿題できないよ〜」
→できる。じゃあ次の授業までの1日の過ごし方を考えて、勉強する時間を作り出してみよう。
 

のような感じです。
ひとつひとつのネガティブな発言を潰して、やるのを当たり前にし、ポジティブな集団を作り上げていきます。
1、2年生はまだ意識の低さからこういった発言が出る時がありますので、注意していきたいところです。
 

By杉本
 

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