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大泉南教室

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言い換え表現(大泉南教室)

「基本はできるんだけど応用が苦手で…」
多くの子が抱える悩みですよね。保護者の方からもよく相談を受けます。

その中でも「文章題が苦手で…」というのが定番ですよね。

さて、ここで一度立ち止まって考えてみましょう。
なぜ「文章題が苦手」なんでしょうか?

ここで「読解力」「日本語を読む力が弱い」と思い浮かぶ人は多いですよね。

まず、「基本までは大丈夫だけど、その次のレベルになかなか届かない子」は、「問題の内容そのもの」が難しいからではなく、「言語力・思考力の弱さ」によって、次のステップへ進めないことが多いです。

特に数学では「言い換え表現」に気づけるかが、通知表で3と4を分ける重要な要素だと私は思っています。

たとえば、「垂線であることを証明しなさい」と聞かれたとします。ここで「言い換える力」がある子は、「あっ、垂線ってことは90度だってことを伝えればいいんだ」と考えます。

でも、言い換える力がない子は「垂線の証明なんて知らない!習ってない!」となります。いやいや、垂線の証明なんて、そんなピンポイントな証明の仕方は教えてないでしょって。

つまり、よくある応用は「使う知識は全く同じだけど、聞き方を変えている」ものなんです。よって、「特別な解き方」は存在しないんです。

「その場で考えるしかない、いわゆる初見問題」は、通知表で5を取る子を選別するための問題ですので、多くの子はここが解けなくても致命傷にはなりません。どうしても5が取りたい子専用の問題と言っても良いでしょう。

しかし、「その場で考えるもの」と「習っているけど、言い方を変えているもの」は全く意味が違います。なぜなら、「言い方を変えているもの」までは、「反復による克服が可能」だからです。

頑張って数学の通知表を3から4に上げたい子は、反復に反復を重ねて、この「言い方を変えているもの」まで取れるようにしたいところですね。正しい言い換え表現はきちんとノートに記してありますから。「正しい解き方のノートを見直す&わからなければ質問」を大切にして下さいね!

一度は落とし穴に落ちていいから、同じ落とし穴に二度は落ちるないこと!

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