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大泉南教室

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問題意識!

先週中学1年の英語の宿題で、
「次に小テストをするから、教科書Unit9を復習してくるように!」という、
あえて漠然とした宿題を出しました。

そして、小テストの結果は、一部を除いて散々でした。

とは言え、この結果には全く驚いてません。
実は、これはテストまでにまだ日数があるときに私が試す作戦なんですね。

ここでチェックしたかったのは、子どもたちが
「どれだけ危機感を持った行動ができているか」
「どれだけ問題意識を持っているか」
ということです。


例えば、宿題伝達の際に
「Unit9の単語を出すから、徹底的に単語だけ復習してきなさい」
「Unit9の訳を出すから、訳せるようにしてきなさい」
のように、具体的な指示を与えていたら、もっと小テストはできていたでしょう。

しかし、漠然とした指示にすると、一気に全体が雑になります。
「これくらいでいいんじゃね?」って気持ちがどこかで働くんですね。

「じゃあ、もっとピンポイントな指示を出してよ!」と言う声が返ってきそうです。
結論から言うと、今回雑だった子に対しては、もっと具体的な指示を与えるようにします。もうテストまでの日数も限られてますしね。

ですが、ここで一つ知っておいてください。

この漠然とした指示の時点で、
「既に訳も単語も本文内容までも全部できるようになっている子」もいるんです。


問題意識を持ちながら学習できる子は、「Unit9を復習しておけ」という言葉だけで、
「訳も単語も文法もできるようにならなくちゃ!」と認識し、なおかつ行動ができています。

Unit9の内容や文法は既に塾で解説済みですので、やろうと思えば全員がこの子と同じ行動はできたはずです。

誰しも高得点は取りたいですよね。
そこで、「高得点を取るためには何をすべきか?」を考えられるようになるのが中1・2の最大の課題です。
※ある種、勉強そのものよりもずっと大切かもしれません。これは大人になってからの行動力に繋がりますから。

「Unit9を復習」と言ったら、どこまでできてなくてはいけないか。
「復習テスト」と言ったら、どこまで復習しておくべきか。

そのゴールを手前に置いた子は結果も手前になり、奥深くに置くいた子は結果も奥深くになります。

とは言え、多くの子はまだまだ(というか、そこまでできる子は1~2割でしょう)なので、口うるさく指示し続け、根気よく改善させていきますよ!

試験まであと10日!!!

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