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上石神井教室

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後悔しない生き方 @上石神井教室

たまには私のプライベートな話を綴りますね。さらっと流していただければ…。
 
先日父の四十九日の法要で神戸に帰ってきました。
お寺の境内にはまだ桜が残っており、天気にも恵まれ、穏やかな気持ちで故人の供養ができました。
 
 
私の父は昨年末に入院して以来、いつ亡くなってもおかしくない状態でした。
 
当時の私は、父の側にいてあげたい気持ちと、
生徒さん(特に都立受験間近の3年生)のために力になりたい想いで揺れ動いていました。
 
この数か月、冬期講習、私立入試、学年末テスト、そして都立入試本番と大忙し。
そんな中、東京神戸間を何度も往復したため心身ともボロボロの状態でした。
 
今年の都立入試日は2月24日。
その前日に父が危篤状態だと連絡がありました。
 
少し悩みましたが、私は受験が終わるまでは神戸に戻らないと決心します。
 
別に肉親より、仕事を優先した訳ではありません。
生徒のために帰らなかった・・・というのも少し違いますね。
 
入試前日に直接3年生の顔を見ながら激励したかった。
合格発表当日に直接合格おめでとうと言いたい。
万が一不合格になったら、絶対その子に声をかけてあげたかった。
 
単に私がそうしたかっただけです。

自分が「やりたいこと」を一生懸命頑張っている姿を親に見せること。
それが何よりの親孝行だと考えたからです。
 
結局、父は都立入試の2日後に亡くなり、最後を看取ることはできませんでした。
 
そういえば通夜の席で、姉から「お父さんはあなたの仕事の邪魔をしないように、
生徒さんたちの受験が終わるまで死ぬのを待っててくれたんだよ…」と言われました。
おいおい泣かせるなよ・・・って感じです(苦笑)
 
親不孝と思われるかもしれませんが、私の選択は間違ってなかったと思います。
まったく後悔していませんし、父もそんな私を許してくれるはず。
 
私は大切な人を亡くしましたが、
私の大切な人たちを勇気付けることはできたと思っています。
 
 
後悔しない生き方って難しいですよね。
 
悲しいとき、辛いとき、立ち止まることもあるかもしれませんが、
それでも前を向いて一歩ずつ歩んでいく。
目標に向かって、今自分ができる限りの努力を続ける。
それが後悔しない生き方なのかな・・・なんて思います。
 
 
生徒のみなさんへ
今のような行動・習慣を続けていて、入試が終わってから後悔しないですか?
「やりたいこと」「できること」を一生懸命やっていれば、後悔なんてしないですよ。
君たちにはまだまだ「変わる」時間がありますよ。

自分の目標に向かって、毎日を精一杯生き抜いてください。
そして、その姿をどうか親御さんに見せてあげてください。
きっとそれが親孝行になるはず。私からのお願いです。
 

前岡

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