教室長ブログ
10/12【久米川教室】なんとなくの理解の危うさ
先週金曜日、数学の文章問題を生徒さんと一緒に解いていた時の出来事です。
杉本「この問題の答えは?」
生徒さん「y=4x」
杉本「正解。なぜそういう答えになるのか説明してみて?」
生徒さん「…。」
杉本「自分がなぜそういう答えにしたのかを教えてほしいんだけど…。」
生徒さん「わかりません。」
杉本「???」
この生徒さんはおそらく、なんとなく言った答えが正解したのでしょう。もしくは、正解までの道筋が分かりはするけど、それを説明できない。この程度の知識では、テスト本番では正解できません。
この後、この問題の道筋をきちんと説明し、理解してもらい、その後の問題は見事全問正解していました。
私はなるべく授業の中で「なぜそうなるのか」を説明しているつもりですが、自分で説明できるようになって初めて「自分のものにする」ことができると思います。「なぜそういう答えになるのか説明してみて?」の質問がなかったら、この生徒さん
は「なんとなくの理解」で進んでしまったのだろうと思います。危なかった…。
改めて、双方向型の授業の大切さを身にしみて感じた出来事でした。
By杉本
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