教室長ブログ

10/24【下井草教室】証明の小テスト

中2の数学は絶賛証明の特訓中です!

証明はなかなか完璧なマルが取りにくい分野です。と言うのは、数学的な考え方は合っていても、ひらがなやアルファベット一文字でもミスったら減点の対象になってしまうからです。

昨日の小テストでも、「両端の角が等しい」を「両端の角等しい」と書いていたり(←「が」がないだけでも減点なんだぜ~!)、「△ABC」を「△ABB」と書いていたり(←なぜBが2つ?)。


これを出来るようにするには、とにかく「見直しの精度を上げること」に尽きます。

見直しは、工場で例えるなら「不良品のチェック」に該当します。

「作り終えてそのまま出荷(=見直しせずに提出)」したら、形が悪いものや異物が入ったものまでお店に並んでしまいますもんね。

効率面や量的なノルマもあるので、商品を作っている時間(=問題を解いている時間)だけでは、なかなか全部が完璧にはいかないもんです。

だからこそ、丁寧に丁寧に答案の不良品部分を見つけましょう!

ただし、中学生の多くはなぜか自分の答案を「合っている大前提」で見直します。これって「うちの商品に不良品などない!」って気持ちでチェックしてるのと同じです。それじゃ、見つかるもんも見つかりませんよね。

ってことで、証明に限らず、見直しの極意は「合っているか確認する」のではなく、「間違っている部分を探す」視点にすること!

「めちゃめちゃミスをしやすい友達の答案を採点することになった。あいつは自分じゃミスに気付けないから、俺が見つけてあげなくちゃ!」くらいの気持ちで、自分の答案と向き合いましょう。

中村

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