教室長ブログ

10/28【富士見ヶ丘教室】効率は求めずに

 あらゆることに効率が求められる世の中。正直生きづらいと思うのは、私だけでしょうか?

 効率とは、辞書によると
 
 
使った労力に対する、得られた成果の割合。

 効率的な勉強が中学生に必要なのだろうか、私が自問している問題です。効率を求める⇒時間の余白が生まれる⇒そこに新たな課題がはめ込まれる⇒ただ忙しくなるばかり・・・

 私自身、勉強における効率とは、経験によって得られるものだと思っているので、テクニックで効率を教えるのに違和感を覚えます。

 中学生時代は、
時間のかかる「努力」を学ぶべきと思っています。愚直に努力をすることで、経験が得られます。そこから効率を求めても遅くはないと思います。

 普段の勉強において、電子辞書を使わずに紙の辞書を使わせ意味調べをさせる、まとめノートを作らせる・・・自分の手を動かして経験を積むようにさせています。

 24時間という限られた時間の中で、何をすることがいいことなのかを選択する そこでの失敗からいろいろ学んでほしいと思っています。

 時間がかかり、やきもきするかもしれませんが、この時期は愚直に努力の大切さを学ばせてください。

 
自分で考えて工夫する方がよっぽどこの先の人生においてプラスになると思います。

 


 

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