教室長ブログ

第1回・第2回の入試演習を終えて(石神井台教室)

入試5科演習が終了しました。皆さん、お疲れさまでした。
 
2回の演習を通して志望校に対してどれくらいギャップがあるのかある程度分かったと思います。
気持ちは様々だと思いますが、
『合格ラインに対して±10点以内、ギリギリの生徒さん』

『合格ラインに対して-30点付近またはそれ以上、圧倒的に届いていない生徒さん』
は結果に対して特に敏感になって下さい。
 
まずは『合格ラインギリギリの生徒さん』について。
これから、高校に願書を提出すると倍率が発表されます。その時に高倍率(2倍付近)であれば、合格ラインも上がる可能性があります。
そうなったらどうするのかを事前に考えておく必要があります。
「志望校のレベルを下げる」「志望校に向けて頑張る」。どちらを選択してもよいと思います。
きっと勝敗問わず悔いはないでしょう。
 
対して、現時点で『合格ラインに圧倒的に届いていない生徒さん』。
はっきり申し上げます。志望校のレベルを下げるべきだと思います。
この時期になると「今まで頑張ってきたから」という理由で意地になって志望校を譲らない生徒さんが出てきます。
意地になってはいけません。結果的にうまくいったケースなんてほとんどありません。
彼らは受験後に必ず「取り下げておけば良かった」なんて残念なことをつぶやくものです。

ここまでくると、志望校のレベルを下げるという行為は決して”妥協”とはなりません。
頑張ってきたあなたを誰が責めるでしょうか。
「もっと早くから頑張っておけば良かった」
そう自分で感じることもあるでしょう。その悔しい思いを大切にして下さい。
高校生になったときに同じ思いをしないよう、また頑張ればいいんです。
高校受験は大切ですが、人生のゴールではありませんからね。
 
人生において高校入試は自分の進路を自分で決める数少ない場面のひとつ。最良の選択ができるようにしていきましょう。

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