教室長ブログ

12/15【大泉南】良くなってきた

最近僕のテーマになっているのが、
勉強する上で、生徒さんが感じるキツさや困難を僕が勝手に推し量らない
ということなのですが

これに関連して今日嬉しいことがあったので、紹介します。


ある1年生の生徒さんです。
数学が苦手なので週2回の授業以外に教室に来て個別のメニューをこなしています。

「数学が苦手」というと、直近の単元がよく分からないというケースよりも
小学校算数からよく分からない、という方が多いように思います。
基礎が抜けている状況からクラスと同じペースでテストをこなし、1回で合格できるようになるかどうかは
お子様によって様々です。

この生徒さんは入塾以来、算数の復習から練習していました。
なかなか同じミスが消えないことや分数に苦戦する場面があったので
直近でテストしていた一次方程式の正答率が上向くのはまだ先と思っていました。

きのう水曜日は授業外の定例補習日。
その生徒さんは課題の計算の解き直しをした後、方程式の計算テストの練習をしたいと希望しました。
テストとほぼ同じ難易度の問題を渡すと、8割の正答率に。
分数の処理や解くスピードなど課題は残していますが、以前の状況から見ると見違えるほどの前身です。

彼が方程式のテストをクリアできる日は遠くないと分かり
とても嬉しくなったのでした。
同時に彼をいささか過小評価していた自分を恥じました。



さて、上記のように復習して今学んでいる単元に追いつくのに必要な時間の話です。
知識の抜けの多さ以上に状況を左右するのが、生徒さんの気持ちとよく実感します。

具体的例を挙げますと、
言われるがまま、漠然と渡されたプリントをこなす生徒さん
塾に呼ばれて勉強し、やるだけやった事実に満足して結果をあまり重視しない生徒さん

よりも
苦手分野の練習を人より多くこなし、追いつこうという目的がある生徒さん
チェックテストや定期テストで本気で点を上げる気がある生徒さん

の方が明らかに短時間で状況を改善します。

ただ、生徒さんからすると最初から上のような気持ちを持てと言うのも無理難題。
ですので僕たち講師が、気の持ち方や、効率的な頑張り方を伝え続けるのです。
それを受けとめ、咀嚼する素直さがあるほど成績が伸びやすい傾向があります。



もし2学期までの不安があれば是非無料体験をご検討ください。
大泉南教室ではクラス全体の復習に加え、個別の復習もお手伝いしています。
もちろん80点、90点台以上を目指す生徒さんもお力になります。

久保田

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