教室長ブログ
12/15【久米川教室】小さなうそ
先日、生徒さんとあったやりとりです。
杉「宿題やってきた?」
生徒「他のものに書きました。」
杉「他のものって何にやったの?」
生徒「…」
杉「いや、何にやったかを聞いているだけなんだけど…。」
この不毛な時間があと少し続き…
生徒「すみません、今回の宿題はやっていないです。」
結果、やっていなかった、と言うだけのためにこのやりとりが交わされました。
何のためにこんなうそをつくのでしょうか。
例えば、風邪をひいてお医者さんに診てもらう時にもうそをつくでしょうか。
おそらくつかないと思います。
いつから発症しているのか。
どこがどう辛いのか。
今の自分の症状を細かく、正確に伝えて、医師の判断を聞くはずです。
だって、今の症状に合った処方をしてもらって、すぐによくなりたいですよね。
塾もそれと同じだと考えていただきたいです。
生徒さんがどういう勉強をして結果が出ないのか。
あるいはそもそもしていないのか。
それを正確に把握しないと適切な判断ができず、成績につながりません。
私は前の塾に勤めている際、入試対策で、生徒さんご本人に自身の点数を管理してもらっている時期がありました。
私はその点数を見て判断し、必要なことを伝える、を繰り返して、志望校合格に向けて一緒に頑張っていました。
そんな中、ある生徒さんが、うその点数を私に伝え、私はそのうその点数をもとに判断してしまい、
結果、その生徒さんは、その年度唯一の不合格者になってしまいました。(後になってうその点数であることを知らされました。)
このことがあってから、私は生徒さんのうそに敏感になりました。
もう2度と、このようなことを繰り返したくありません。
最初の生徒さんの話に戻りますが、
おそらく、この生徒さんは宿題だけではなく、
他のことでもうそをついている可能性があります。
少しの見栄っ張りが最悪のシナリオを引き起こす可能性があるので、
私たち講師には包み隠さず、ありのままを伝えてもらいたいです。
By杉本
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