教室長ブログ

12/27【久米川教室】気持ちのベクトル

冬期講習が始まって3日目。

連日ほとんどの生徒さんが11時から呼び出し状態ですが、ほぼ全員が10分前には集合。
いまだに遅刻する生徒がいるというのが非常に残念ではあるのですが、

どうもこの学年は時間ギリギリに行動する人が多かった現実がありまして・・・。

時間ギリギリに行動する心理って、どういうものなのか僕なりの見解を示します。

まず、人の気持ちにはベクトル(方向性)があるものと定義します。
これは端的に言えば、自分に向いているか・自分以外に向いているかの二択です。

例えば、朝起きる時の葛藤で考えてみましょう。
気持ちのベクトルが自分に向いている人は、

「眠い」「起きるの面倒くさい」「寒い」など、自分の感情に行動を支配されます。
結果「あと10分・・・」と言いつつ二度寝。
気づけば1時間以上経過しているなんてケースは珍しくありません。

対照的にベクトルが自分以外に向いている人は、

「今日は大事な約束がある日だ」「朝早く起きた方が生産性が高まる」など、
自分の感情に支配されずに次の行動(この場合はすぐ起きて顔を洗うなど)に移ることができます。


時間ギリギリになる人って、常にベクトルが自分に向いていて、単純に言えば自己中心的なんですよね。

誰かと会う約束をしているのに遅刻する人、上記以外の理由はないと思います。
自分以外にベクトルが向いている人であれば、

「相手を待たせるのは相手の時間を奪う行動だから、少し早めに行こう」となりますからね。

TOMANが11時から教室を開けるのは、
授業時間だけでは学習量が足りない皆さんのためです。

それに遅刻することなんて本来あってはならないのですが、
ほぼ全員がようやく成長してくれたようで嬉しいです。


気持ちが自分に向いている人は、問題を解いている時もあらゆることに気づけません。
自分では問題文を「読んだ」と主張しても、
結果「読めていなかった」「見落としていた」なんてこと、よくありますよね。

日頃の行動リズム、自分の心理状態、色々と俯瞰して考えられるようにお互い成長していきましょう。

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