教室長ブログ
12/3【久米川教室】歴史の暗記
内申点が出揃い、これでいわゆる「持ち点」が決まりました。
あとは本番の得点をとるために、今はとにかくインプットを進めています。
社会の演習を進めているのですが、
どうしても歴史の正答率が上がらない…
そこで、この12月に大きく負荷をかけさせてもらうことにしました。
内容としては暗記なのですが、
例えば、「承久の乱」という単語が出てきた時に、
パッと「鎌倉時代」が頭に浮かんでくるかどうか、です。
このようなキーワードが何時代のものなのかを瞬時に言えるように暗記をしてもらいます。
入試においては、
そういったキーワードがどれくらい頭に入っているかが大切になります。
ドンッ!と、歴史600ワードの暗記シート、そして、練習用シートを3部渡しました。
3週間ほど早い私から生徒さんへのクリスマスプレゼントですね。
テスト日は冬期講習直前の月曜日、火曜日の予定です。
ここで重要なのは、その暗記のやり方です。
生徒さんには伝えたのですが、
ただ「ひたすら書いて暗記」だと今回の場合は量が多く覚えきれないので、
「関連づけて覚えていく」こと。
先ほどの例でいうと、
源頼朝がいなくなった幕府に対して、
後鳥羽上皇が起こした反乱が承久の乱です。
結果としてこの乱は失敗に終わり、
幕府はこれ以上朝廷が反抗をしないように、
六波羅探題を設置して監視するようになります。
これをキーワードの関係に沿って「→」で表すと、
鎌倉時代→源頼朝→後鳥羽上皇→承久の乱→六波羅探題
となります。
「連想ゲーム」のようなものですね。
これは一例ですが、このように、
ひとつの言葉から関連事項を連想できるようにする暗記だと、
ストーリーとして頭にすっと入りやすいと思います。
生徒さんにとっては少々負荷がかかる暗記になるかもしれませんが、
ここで歴史が頭に入ると、今後の演習がより意味のあるものになると思っています。
一緒に頑張ってきましょう!
by杉本
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