教室長ブログ

12/3【下井草教室】過去問について

TOMANでは、過去問を自分で解くことは禁止にしております。

過去問は、適する時期に必ず塾内で解いてもらいます。そして、その後の復習の仕方も含め、全てこちらで管理します。

※全教科とも最低でも5年、出題傾向の変化が少ない教科は10年分くらいは解いてもらいますので、量が足りないことは絶対にありませんのでご安心ください!

たとえば、サッカー部で来年の2月末に公式試合が決まったとします。

「よし、じゃあ今日から毎日練習試合だ!」って効果的でしょうか?

体力づくりをして、体幹を鍛えて、守備練をして、攻撃錬をして、声を出す練習もして。

それらがだいぶ整ったかなって時期に初めて練習試合をしてみて、そこで日ごろの成果と今後の課題を見つけるってのが効果的ですよね。

そして、日ごろの練習では上手くいってたのに、いざ実践形式になると穴が見つかった部分を練習試合から見つけ出して、またそこの改善に努めて…

あとは時間が許す限り、これを繰り返し続けるのみです。


話を勉強に戻しますね。

つまり、過去問から始めるということは、練習をしていないのに試合をすることと同じなんです。

「過去問で復習することろを探せばいい」と考える人もいるかもしれません。確かにその方法もあります。ただし、この方法が有効な人は「既に全範囲の復習をやってみた人」「過去問の中でわからないものが少ない人」に限られます。

また、よく考えればわかる話ですが、現時点ではまだ学校で習っていない範囲も過去問には出題されているので、それを勉強する前に解いても、「解き方を知らないのに見覚えはあるもの」が増えるだけという、得るものより失うものが多い時間になってしまいます。

そのため、この時期は実践よりも、まだ身についていない単元をひたすら頭に詰め込みましょう!

「勉強ができるようになる一番の方法は、勉強すること!」

軸足をブラさず、王道の受験指導をTOMANでは最後まで続けます。

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