教室長ブログ

12/9【久米川教室】漢字の読み方

先日、中学3年生に理科を教えていた時のエピソード。

「顕微鏡は接眼レンズ・対物レンズの順番で取り付ける」
「肝臓は糖をグリコーゲンに変えて貯蔵したり、胆汁を作ったり、有害物質を解毒したりする役割がある」

いずれも受験生であれば当然押さえてほしい内容です。

もちろんこの時期ですから内容を覚えているのは前提としても、
悲しきかな「書けるけど読めない」という現象が子どもたちに多くみられます。

先ほどの文章ですと、
「顕微鏡は接眼(せつめ)レンズ・対物レンズの順番で・・・・・」
「肝臓は糖をグリコーゲンに変えて貯蔵(ちょくら)したり、胆汁(たんじる)を作ったり、有害物質を解毒(かいどく)したり・・・」
と読む生徒さんがいました。

昭和生まれとしてはズッコケるレベルの読み方です。


漢字って初見だったとしても、大概「音読み・音読み」でいけば正解となります。
例えば、「激怒」は「ゲキ・ド」であって「ゲキ・おこ」ではないわけです。
(何年か前にゲキおこって言葉流行りましたよね・・・。)

そこをなぜか生徒さんは訓読みでいこうとする傾向が強いです。
接眼(せつめ)とか、もう目も当てられません。眼だけに。

漢字の得点を稼ぐには、漢字をひたすら練習するのも間違いではないのですが、
こういった読み方の法則や傾向などを理解する方が効率が良いものです。

授業内で出来るだけご紹介していきますね!

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