教室長ブログ

1/6【久米川教室】「わからない」で終わらせない

東村山市の中学校は大多数が明日1月7日(金)から3学期。

そして中学3年生は本日6日(木)で冬期講習最終日となります。
(中学1・2年生は7日が最終日です。お間違えなく。)

受験も1ヶ月半を切ったこの大事な時期に、
「わからない」と言って問題を投げる生徒さんがいまだにいることが非常に残念です。

塾は皆さんの「わからない」に「応える」場ですが、
決して問題に「答える」わけではありません。


たいていの生徒さんは「わからない」のではなく「解く気がない」だけです。
ゆえに僕達塾講師の仕事は「わからない」に対して、「解くことを促す」のみ。
そのために直接答えにならないような説明もしますし、学習内容が定着できるように追加プリントなども配布して取り組ませます。

面倒な問題を「わからない」で済ませようとしてしまう気持ち自体、理解できないわけではありません。
とはいえ、その感情に支配されたままでは全く成長しません。

僕は毅然と「問題文をよく読む」「図示してみる」「記録を参照する」などの手順を促します。
これが生徒さんからすると「なんで早く教えてくれないの?」「吉澤先生、厳しすぎる」と思われてしまうのですが、ぐっと我慢。

それらを経て、今できる全ての手を尽くした上での「わからない」には僕も全力でお付き合いします。
受験本番まで1ヶ月半、この時期だからこそ、本当の意味で「わからない」問題に出会うのはチャンスと言えますからね。
問題文を読むのが面倒とか、考えるのが面倒とか、そんな意味での「わからない」に付き合う気は一切ありません。

冬期講習中、僕は敢えてかなり厳しく生徒さんたちに接しました。
その際、涙を流す子もいました。でも絶対に妥協なんてできません。

全ては、後悔のない受験にするために。

冬期講習が終わって少し緊張の糸が緩みがちなタイミングですが、今できること、精一杯取り組んでいきましょうね。

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