教室長ブログ

2/19【上石神井教室】物事を多角的に・・・

本日2年生は授業がないのですが、
ほとんどの方が自習に来て頑張っていました。

相変わらずTOMANにいる時は
みなさん集中して勉強してくれています。

この中にはいまだに、
学校の提出物が終わっていなくて、
「学校が終わったらすぐにTOMANへ来い!」と、
4時半から呼び出された生徒さんもいました。

上石神井教室では、学校のワークに関して、
すでに1,2か月前から取り組むように指示しています。

そして、TOMANの授業中に
学校ワークの質問する時間もわざわざ設けております。

実際、ほとんどの方は、
質問も終えて、直しノートも完成させて、
今はTOMANオリジナルの演習プリントをガンガン解いています。

私たちの指示したことを
これまで丁寧に積み上げてきた彼らは
おそらく満足できる得点を取ってきてくれるでしょう。


一方、
呼び出し組数名に声をかけたところ、
まだ学校のワークは終わっていないとのこと。

これだけずっと「ワークをしろ!」と言い続けても、
まだ完成していない生徒が何人かいるんですよね・・・

これだけ聞くと、
「お前ら!今まで何をやってたんだ!!ゴラァー!!!」
と、説教の一つでもしたくなるのですが、

視点を変えて、
彼の勉強を別の側面からよく見てみると、
彼らなりの成長を発見することができます。


これまで学校のワークをする時、
何も考えず適当に問題を解いたり、
汚い字で、雑に答えを書いて、
丸付けもただ答えを写すだけになっていたのですが、

今では、
学校のノート、プリントや教科書を見て、
自分で調べて、自分で考えて問題を解いています。

どうしても分からない問題は
放置せず、ちゃんと私たちに質問してきます。
そして、それを加筆修正してまとめていきます。

これは彼らが、
勉強1つ1つに手を抜かなくなってきている証拠です。
(まだその途中段階ではありますが…)


要するに、
今までは適当にやっていたので、
ワークなんかテスト前にちょろっとやって、
すぐに終わっていたのに、

今は丁寧に勉強しているため、
何倍も時間がかかって、いまだに完成していない・・・
という側面もあるのです。


当然、もっと早くから取り組んで、
より多く時間をかけていれば、
もっと早くに提出物を完成できたと思います。

これは彼らのこれからの課題ですね。
他にもまだまだ甘い面はたくさんあります。

丁寧にワークをやるようになってきましたが、
ここからそれらを「覚える」という、大変な作業が待っています。

残念ながら、
ただ問題を解くだけで頭に残るほどの力はありません。
ここから丁寧に記憶に定着させないと、
本番で点数は取れません。

結局、1つずつ時間をかけて
課題をクリアしていくしかないということです。


保護者様にお願いしたいのは、
お子様の良くない面だけを見て、
だからお前はダメなんだ・・・と言わないことです。

他の子と比べると、
努力量が物足りないかもしれませんが、
彼らなりに努力をしているのに、
「全然頑張っていない!」と言われると、
お子様もやる気が出ないと思います。

まずは、
お子様の良い面を見つけてあげて、
褒めてあげてください。


どこを褒めていいのか分からない…という保護者様は、
私までご連絡ください。

お子様の良い所。たくさん知っていますよ!!


TOMANの生徒さん
頑張っていない子、成長していない子なんて
一人もいません。

他の子と比較せず、
その子の精一杯の努力をきちんと評価してあげて、
持っている良い部分を伸ばしてあげたいと思っています。


もちろん彼らに足りない部分は、
日々彼らに伝えて、改善を促しております。

今まで出来ていないことが、
ちょっと叱ったからと言って、
すぐに出来るようになる訳ではありません。

時間をかけて
彼らの成長のお手伝いをさせていただけたらと思います。

・・・とは言っても、
今はテスト前なので、負荷をかけて追い込みますね(苦笑)


前岡


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