教室長ブログ
よくあるお問い合わせ(3年生夏期講習)
中学3年生の募集で
ですから、今年の西荻窪教室の3年生にこの夏以降に合流して最大の成果を期待できる生徒さんとは、次のような子になります。
- ●成績「中」レベル
- ●杉並・石神井・武蔵丘・杉並総合・井草・鷺宮など、「中堅レベル」の都立高校を第一志望している
としているのは、なぜですか?
これは春から何度もお問い合わせいただいているところです。「ひょっとして西荻窪教室は上位校を目指してはいけない教室なのでしょうか?」なんてお考えの方もいらっしゃるかもしれないので、ちょっとご説明しますね。
昨年度、西荻窪教室では夏から5人の生徒さんをお預かりしまして、一人は目白研心 の単願推薦、一人は都立武蔵野北、一人は都立杉並総合、一人が都立井草、最後の一人が国立東工大附属に進学しました。きちんとした基礎学力と生活習慣と、あと「根性」があれば、実は夏から通っても上位校が全く狙えないわけではないんです。
で、現在、西荻窪教室に通ってくださっている中学3年生の生徒さん。たまたま杉並・武蔵丘を目指すレベルの子が中心となっておりまして、まぁ、私の長い経験の中でもこれまでで最も手間のかかる子たちなんです。「中堅レベル」の子というのは、学力だけでなく生活習慣でもどこか欠けている。宿題のやり方が雑であったり、きちんとしたノートを取れなかったり、あるいはスケジューリングができなかったり。
今からここを正す指導をしていると受験には全く間に合わない。ですからここは私が全部管理することになる。そうなりますと、あまり多様な生徒さんには対応しきれませんし、ましてや自校作の都立対策までは到底手が回らないのです。
また、カリキュラムも彼らの特性にあったものに変更しています。例年でしたら夏期講習のボリュームの多くが理科社会になるんですけれど、今年の西荻窪教室は「英数国」の先行学習が中心。目的は「入試の演習を早めに開始したい」というのと、もう一つはズバリ「2学期定期試験対策」です。理社も定期試験対策に絞って実施。時間のかかる地理もちょっと怖いんですけれど冬期講習に後回しすることにしました。
ですから、今年の西荻窪教室の3年生にこの夏以降に合流して最大の成果を期待できる生徒さんとは、次のような子になります。
●1学期の成績が「オール3」に4がちょぼちょぼ。
●志望校は都立の杉並・井草あたり。
●「英語」が壊滅状態の子は、朝の10時から始まる補習授業にも参加できる。
●部活が終了している。
昨年度のように今から入塾して武蔵野北や自校作上位校を目指すというのは、今年に限って言えば対応が難しいですよ、ということなんです。西荻窪教室限定の特殊事情です。すみません。
現在、部活が残ってしまっていて、部活が終了しだい西荻窪教室に合流する生徒さんは、事前に終了予定時期をお知らせくだされば、それまでにこなせる課題を事前にお渡しいたします。また、8月の前期講習終了後に不足事項の補習授業を実施します。