教室長ブログ

3/19【上石神井教室】続・宿題のやり方

昨日の宿題の件で補足説明をしますね。

上石神井教室では、
数学の計算の宿題をことあるごとに出します。

計算の宿題をする際に、
いくつか決まった手順やルールがあるのですが、
一方的にああしろこうしろとは言っていません。

こちらが、
すべてを細かく説明するのは良くないからです。

「お前らはすべて俺様の言う通りにやればいいんだよっ!」
…なんて高圧的なことを言うつもりはありません。


実は、
彼らにどうやって勉強すればいいと思う?と、
なるべく自分で考えるように仕向けています。

何事も能動的に考える方が
身に付きやすいものです。



例えば、
昨日の新3年生のように、
答え合わせをして、
間違えた問題で答えだけを書いていたら、

「これ答えを写しているだけだね。この問題は本当に理解できたの?」
「結局、解いていてどの部分が分からなかったの?」
「理解できなかったら、どうすればいいと思う?」
「そう、授業でやったマスターシートをよく調べるといいよ」
「その間違っていて理解できたポイントはどうするといいかな?」
「そう、直しノートに見やすくまとめた方が、後ですぐに見直せるよね!」
などなど・・・

計算の宿題を1つこなせるようになるまで、
生徒さんと色んなやりとりをします。

このように
具体的にどうすればいいか、考えるきっかけ
を日々与えています。

率直に言えば、
かなり回りくどいですし、時間がかかりますね。


なぜ昨日
私が愕然としていたかというと、
何度も何度もこのやりとりをしてきた生徒さん数名が、
まだ今回のような適当な勉強をしていたからなんです。


あれだけ何度も言ってきたのに
まだ何も考えないで勉強してしまうのですかキミたちは…
と、かなりショックではあったのですが、

私の考えや見通しが甘かったのだと、
反省しています。



ちなみに昨日苦言を呈した子供たちは、
昨年の2年生の時点では、
間違いをノートにまとめていた子が大半です。

つまり、できていたことが、
時間が経つとできなくなっているのです。


一度言われたことはできるようになる。
一度やった問題だから解ける。

こういったお子様は、
それほど多くいらっしゃいません。

少なくとも私が指導させていただいているお子様は
そうではないと思います。

失礼かもしれませんが事実です。


これはお子様の能力がどうと言うより、
意識付けの問題だと思います。

持ち物を忘れる。
宿題を忘れる。
言われた通りに問題を解かない。
遅刻をする。

こういったことに対する
意識のなさ(意識付けの甘さ?)からきていて、
これまでの環境が、
彼らをそのような意識にしてしまっているのだと思います。


では、
どうすればいいか。

意識を変えるためには、
まず環境を変えてください。



昨日も書きましたが、
彼らが自習している様子を私に見させてください。

少しずつ気づきを与えて、
彼らの意識を変えてみせます。

もちろんご自宅でも保護者様から直接お子様に
色々とお声掛けしていただきたいのですが、
言い方を考えて、気を付けないと、
反発を招いて、逆効果な時もございます。

ご自宅での勉強時間は
増えていると思うのですが、
勉強に対する意識付けが甘いと、
まだ単なる作業になっていると思います。

作業は何時間やっても、作業であって、
結果にはほとんど結びつきません。

だから、
ぜひTOMANに自習に来てください。
よろしくお願いいたします。


私自身、
「これぐらい彼らならもうできるよな」
「彼らならきちんとやってきてくれるだろう」
という認識を改めます。

常にゼロベースで考えて指導致します。

彼らが自分で考えてできるようになるまで、
粘り強く待つこと。

そのためのヒントを与え続けること。

時間がかかっても、
こちらが根負けせずに修正を促すこと。

必ずお約束します。



前岡


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