2年生の授業では、中間テストの結果・個票を見てそれぞれの生徒さんに課題などをお伝えしています。
英語のテストでは、長文問題が多く出題されたようで、「長文が難しかった…」という声を多く聞きます。
ですが、実際に各生徒さんのテスト結果を分析すると、間違えが目立つのは、長文ではなく、文法ミスでした。

ですからまず、文法ミスを減らすことを課題として伝えています。

この「文法ミスをどう減らすか」というのが、おそらく生徒さんにとって難しい。

理由は、日頃からどれだけそこに気を配れているかが点数に直結するからです。

例えば、　「彼女はペンを持っています、を英作せよ」という問題で、
She have a pen .　と間違えたとします。

この場合、正解は　She has a pen .ですから、
haveをhasにすればよかったのです。

次は気をつけよう、だけだと同じミスをし続けるので、
授業では、間違えた問題をノートまとめしてもらっています。

英文とともに、「主語が三人称単数現在形の場合、動詞の形を変える。」とノートにまとめる。

このように、間違えた問題を都度ノートにまとめていけば、自分の間違えた問題だけでまとまったノートができあがります。
これをテスト前に見直しすれば同じようなミスを本番ではしなくなるはずです。
このノートまとめに取り組み始めたのが春からですので、積み重ねていくことで文法ミスは減っていくでしょう。

数学の計算問題のミスと一緒で、英語についても、常日頃から小さなミスに気を配っていくことが大切になりますね。

By杉本
 

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