教室長ブログ

6/22【桃井教室】学校ワーク

1,2年生のワークチェックを行いました。

例年に比べると「忘れ」が少なく、テスト直前の演習がスムーズに行えそうです。

…でも残念なことも。

数学のワークです。

途中計算がかかれていない生徒さんに、そのことを指摘すると

「書かないといけないんですか?」
「友達が書かなくていいって言っていたよ」

…突っ込みどころ満載です。

学校でどれだけ宿題という課題が形骸化しているのかよく分かる場面でした。

学力を身に着けるという目的のもと、ワークという手段があると思いますが、
もはやワークを提出することだけが目的となっているようです。
学校も宿題を出すこと自体が目的になっているように思います。
私も大手学習塾にいた頃は無理やり宿題を出していたような…

一番問題なのは生徒さんたちが私の指摘の後、「何がダメなの?」という反応をしたことです。
(※私に背いたことがダメなのではなく、ワークをやる意味合いを理解していなかったという意味です。
反論があったこと自体はいいことです。)


1年生は初めてのテストかも知れませんが、義務教育は7年目です。
つまり7年間「宿題」を経験しているはずです。

先生の指示に従うことや周りの友達に合わせることも大切なのですが
目的を考えて行動をすることの方が大切だと思います。

学習塾ではありますが、こういう思考も育てていけたらと思っております。


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