教室長ブログ

7/14【久米川教室】深く考える練習

中学3年生クラスの数学では現在『二次方程式の利用』を扱っているのですが、
これが「深く考える練習」をするにはもってこいの単元なんですよ。

例えばこんな問題があります。


連続する3つの自然数がある。一番大きい数の2乗は、残りの2数の和の2乗より24小さい。

二次方程式の文章題って、ただ解けばいいわけではないところが肝なんですよね。

何を文字で置くのか
どのように立式するのか
求めた解が問題の内容に適しているのか

という気にすべきポイントがたくさんあります。

その中でも特に大切なのが③の過程です。

僕は「解の吟味」と呼んでいて、授業中も口すっぱく「解の吟味を怠らないように!」と伝えています。

上記の問題でいうと、

から始まり、


と文章通りに立式します。

これを解くと、


そしてここから、

という吟味した結果を書きます。

そしてようやく



となるわけです。

「聞かれていることに答える」

当たり前の話ですが、常に考えながら問題に臨める人間になってほしいものです。

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