先日、中学3年生のある生徒さんから、

「夏期講習中に、平方根と二次方程式のテストをやって下さい！」

とお願いをされました。

中3クラスは現在予習を進めているので「二次関数」を扱っています。
「一次関数」の復習から始まり、概念的な理解が必要な単元です。
ここまで「式の計算」「平方根」「二次方程式」と進めてきて、ちょっと毛色の異なる分野だったかもしれません。

その子が言うには「せっかく身についたのに9月のテストまでに忘れてしまうのが怖い」のだそう。

確かに計算だけに割く時間は減っていましたし、僕自身もどこかで復習テストはしないといけないとは思っていたので、
ちょうど良い機会となりました。

何より、生徒さん側から自分の置かれた状況を考えた上での発言に嬉しくなりました。

そして本日の結果、言い出した生徒さんは見事満点。
意識が高いだけあって、大変立派です。

しかし今回の結果では、いつもよくできている生徒さんがちょっと失敗。
これはある意味で有意義な結果だったと思います。
「できる」と思っていてもこまめにチェックしないと感が鈍るといった感じでしょうか。
合格点を９割としていましたので、９割を切ってしまった生徒さんは本日お呼び出し。

たった今、その失敗してしまった生徒さんは合格！

ここでの悔しさ・反省をテストまで忘れず、しっかり生かして欲しいですね。

夏期講習中、今回のような復習テストをあと2回はどこかで入れていこうと思います。