昨年も書きましたが、改めて都立入試の心構えを今日はお伝えいたします。


まず、先に知っておいて頂きたいことは、
都立の一般入試は「孤独」であるということ。


と言うのは、都立の一般入試は
受験日が最後だからです。


本日で私立単願＆埼玉県の高校を志望していた子が一足先に高校への切符を手にしました。

次に、今週末に行われる都立推薦で、ごく少数ですが、都立第一志望の子が受験を終えます。

さらに2月10日以降には私立第一志望組が受験生活から解放されます。

そして、そこから約二週間後に、
ようやく都立の一般入試が行われます。
(しかも5教科で！)

よって、都立の一般入試に立ち向かう皆さんは、
「受験を終え、一足先に卒業行事の準備に取り掛かってる同級生」
を横目で見ながら、最後の二週間を過ごさなくてはならないのです。


ただ、そこで
「こっちはまだ受験が終わってないのに！」
と思ってはいけません。

都立を受ける限り、この日程を変えることはできませんからね。

だから、先に合格した友人には、
「おめでとう」
と言ってあげられるくらいの心の余裕を持てるといいですね。

そして、
「待ってろよ。自分も受かってやるからな！」
って強い気持ちで、最後まで明るく戦いましょうね！


まあ、中には時と場合をわきまえられない子もいます。

たとえば学校で、受験を終えた子が、まだ受験が残っている子の前で、ちょっと空気が読めない行動や発言をすることもあるでしょう。

ですが、そんなときは、
「ああいう風にはならないようにしよう」
とでも思っておいて、反面教師にしちゃいましょう(笑)


長くなりましたが、要するにどんな状況であろうとも、
自分がすべき正しい戦い方をすればいいのです。

他人に振り回されず、
最後まで自分の目標に向かって邁進しましょう！



～最後に～

数年前に我が教室で起こったエピソード。

2/11日の私立合格発表の日。
ある私立第一志望だった子が見事合格をし、教室に報告に来てくれました。

そこで、都立入試が残っている子たちが、
みんなで彼を拍手で迎えたのです。

その時に、私は恥ずかしながら大泣きをしてしまいました(笑)

この子たちは受験勉強を通して、
学力以外の大切なこともしっかりと身に付けてくれました。

大変なことも多いけど、やっぱこの仕事は楽しいなぁ！


あと一か月。
まだまだやれることはたくさんあるぞ！