新中１と新中２の生徒さんたちは、受験生になる前に身に付けておいて欲しいことがあります。

それは……
「勉強筋のトレーニング」です！

「なんじゃそりゃ！」って声が返ってきそうなので、ちゃんと説明しますね。

たとえば、今まで運動をしたことがない子が、このままじゃマズいと思い,筋肉をつけるためにトレーニングを始めたとしましょう。そこで、いきなりバリバリの運動部の子と同じメニューからスタートしたらどうなるでしょうか。

おそらく…
①辛すぎて数日で断念
②怪我で断念

のどちらかになりますよね。


勉強も同じです。

今まで本気を出したことがない子が、いきなり3年になった瞬間に本気を出せるでしょうか。多くの子は「ノー」だと思います。

そもそも、一概に「勉強をする」と言っても、そこには

「長時間こなす集中力」
「やり続ける忍耐力」
「何から手をつけるのが効果的かを見極める判断力」

など、挙げていったらキリがないほど、必要となる能力は多岐に渡ります。

私はこれらをすべてまとめて「勉強筋」と呼んでいます。
※余談ですが、私はトレーニングが好きです。サムネの腕もなかなかの引き締まり具合でごにょごにょ…


学習の内容そのものは、「勉強筋」が出来て、ようやくその次に降り立つ次のフィールドなんです。よって、上記のことができてなくて成績を気にするなんて、実はちゃんちゃらおかしいことなんです！

成績なんてのは後！
まずは正しい「本気」の練習から！

「自分自身の行動」を評価してみて、自分に高得点を付けられない子は、テストで良い結果を貰う資格がないということをまずは自覚しましょう！


話を戻しますね。
勉強筋は、鍛えれば確実に育ちます。


一つ良いことを教えます。
受験勉強において、一番精神的に辛いのは受験直前ですが、
「体力的に辛い」のは3年の1学期なんです！なんせ、まだ部活がありますから。

学習内容的に難しくなり、なおかつ引退直前の部活の忙しさが加わった3年の1学期に、いきなり「本気を出す」なんて、そりゃ無理ってもんです。

だから、今は目先の得点や成績ではなく、「これだけ頑張れた」というような達成感を大切にしましょう。

「勘が当たって取れた得意教科の80点」よりも、「努力に努力を重ねて取った苦手教科の70点」のほうがずっと価値があるってことを、まずはわかって下さいね！

さあ、来るべく受験学年を迎える前に、新学年でも一緒に脳みそのトレーニングをしましょうね！
※本物のトレーニングを私と一緒にしたい人は申し出て下さい。私のトレーニングメニューをこっそり教えますよ♪