受験生の志望校選択における重要な資料となる演習が終わりました。

石神井台教室としては2回とも突破できた子が大多数。

数名が１勝１敗。残念ながら２敗の子もいました。
ここで、この結果をどう捉えるかが重要です。
そしてここからどう動くか。

どうしても行きたい第１志望に対して、基準点から仮に10点足りなかったとしましょう。
これは僕的にGO!という判断です。
もちろん本人の実力や性格を踏まえて、ですが。
頑張れば巻き返せるレベルだからです。

対して、30点以上足りない状況であった場合。

意地になってはいけません。
30点は奇跡でも起きない限り、巻き返しは無理です。
ほぼ併願の私立に進学することが決まります。
それでも大丈夫なのか、よく考えてください。
ここまで頑張ってきた努力を、最後に運試しみたいな形にしても良いのでしょうか。

その場では大丈夫、という子も、不合格を突きつけられた瞬間に、
「やっぱり（私立には）行きたくない」と言います。
さらに、「やっぱり志願変更すれば良かった」とも付け加えます。

このような結末では、受験から得たものはほとんどないのではないでしょうか。

地道な成功体験。これも結構重要だったりします。

妥協であっては意味がありませんが、意地になってはいけません。
賢い選択を皆さんがしてくれることを願っています。