中学生はあらゆる面で大人と子どもの中間だとよく言われます。正しくその通りで、大人な考え方の子と、子どもの考え方の子で、勉強の取り組み方は大きく変わってしまいます。そして、もちろんそれは成績にも表れます。それくらい、勉強に関しては「精神年齢」が重要なポイントなのです。


さて、お子様の中には、「感情のコントロール」がまだ苦手な子がたくさんいます。

たとえば、ある問題を間違えたとします。
そこで、「ふてくされる子」「イライラしだす子」は、残念ながらまだまだ子どもです。

例えば時間が足りなかったり、周りがスラスラ出来ていたりで「慌ててしまうこと」はあると思います。これは大人でもあり得ることなので、百歩譲って多少はしょうがないとしましょう。※もちろん、これも徐々に直していかなくてはなりません。

ですが、「ふてくされる」「イライラする」タイプの子は、もうそろそろ大人になりましょうね！

冷静に考えてみましょう。
「ふてくされながら」「イライラしながら」だと、さっきより集中してない状態で問題を解くことになるので、間違えたときよりもさらに雑になります。視野も狭くなるので、そりゃ、正答率はもっと下がりますよね。

そんな状態なら、一旦勉強はやめて、昼寝でもして気分を変えるほうがよっぽどマシです。ふてくされたり、イライラしたりは、勉強においてマイナスしかありません。

ですが、考え方が幼い子は、このマイナスしかない状態に自分から陥ってしまうんですね。

ですので、そういう感情が湧きそうになったら、「ここで爆発したらもっとできなくなる。うん、一旦落ち着こうっと」、「イライラしたままやったら結局倍の時間がかかる。うん、イライラするのはやめた！」くらいに、自分の感情をコントロールできるようになりましょうよ！

悪いフォームで長時間練習をしても、疲労が溜まるだけで効果はありません。
せっかくやると決めた勉強なのですから、是非、効率よく取り組みましょうね！