（本人曰く）これまでろくに勉強というものに取り組んでこなかったS君のお話。

S君は数学の計算テストが借金でして、過去2回再テストを受けました。でも、なかなか受かりません。
本日も補習教室で勉強していたのですが、どうやら飽きてしまった模様。

S君「あー、テスト受けよっかなあ。よし、受けよう。」

いざ受検。数分後、採点された結果を見て愕然。半分近く間違っていたのです。

S君「あ゛ー！！俺には無理かも。こんなに練習したのに！！」

それを横で聞いていたYさん。何やら不満げです。

Yさん「Sさあ、何回練習したの？それに、練習段階で全部合ってたの？」
A君「もう3回はやったね！（得意満面に）数問は間違えてたけどね。」
Yさん「・・・。あのさあ、満点取るまでやりなよ。それに、3回って少なすぎない！？」

S君、ぐうの音も出ず。

Yさん「あたしだって、計算めちゃめちゃ練習したんだから、頑張りなよ。」
A君「・・・。え。あ、うん。」

そんな会話を黙って聞いていた僕。TOMANっていいなあ。しみじみ思います。

友人同士で刺激しあう。そんな雰囲気がここにはあります。
S君。今度こそ、再テスト受かろうな。