教室長ブログ

ある体験さんの話

最近、体験授業に来ている子が何人かいて、体験中の生徒さんのことをブログで書くのはどうかとも思ったのですが、少し感動してしまったことがあるんでちょっと書かせてくださいませ。

その子は、もう状況が壊滅的で、学校の勉強はほぼ何にもわからない状態です。わからないまま授業聞いても何も進展しませんし、勉強量の問題でもないんで、自力で解決することはまず無理な状態です。

その原因を聞いたらやはりゲームだとのこと。なんだ、わかってるんじゃないか。じゃあそのゲーム機預かってやるから持ってきな。週2じゃどうにもならないんで週5で来てね。

まあ、普通だったらこれで塾には来ませんよね。いきなりゲーム機取り上げられて週5で塾じゃやってられないですものね。

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で、彼は来ています。初めの基礎の基礎から時間をかけてゆっくりと取り組んでいます。

こんなにも勉強ができなくて、それでも状況を変えたくて、大好きなゲーム機を失ってでも塾に通おうとしている。

初めに斗満学院に来ようとした時、一体どれほどの勇気が必要だったろうか。


時間はかかると思うんですけれど、必ず成果を上げて、あ〜、あの時勇気を出してよかったな。頑張ってよかったな、って思ってもらえたらいいな。

この機会が与えられたことに感謝いたします。

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