教室長ブログ

自分で解くこと!(大泉南教室)

なかなか成果が上がらない子によくあるのが、
「わかったつもり」
になっただけで、自分で解き直しをしない現象。

たとえば、来週やってくる大切なお客様への食事を作るため、料理について本を読んで学んだとします。

まずはアレを切って、その次にコレを炒めて、砂糖は何グラムでしょうゆは何㏄で…
ふんふん、なるほど。よし、完璧に覚えたぞ!

さて、この状態でぶっつけ本番を迎えて大丈夫でしょうか?
絶対に不安ですよね!

やはり、自分で作ってみないと正しい感覚は掴めないはずです。一回でまだ不安なら、当日に失敗しないために何回でも繰り返すべきでしょう。難易度の高い料理だったらなおさらですよね。


さて、上記のたとえは
「解き直しをしないままテストを受けること」と全く同じです!!!

理解は出来ていたとしても、自分で解いてみないと、その途中で計算を間違えるかもしれませんし、本筋とは別の部分に落とし穴があるかもしれません。また、実際に解かないと、その問題でどれくらいの時間がかかるかも身につきません。←時間が足りないと言う子の原因にありがちなことです。


授業で解き方を解説したり、質問対応をして「わかった!」と思うことはまぎれもなく成長の証です。

でも、それはあくまで
「既に理解が出来ている人間が解いたものを見ている」に過ぎません。

だから、たとえ「わかった!」と思っても、
「本当にマルが付くところまで自力で辿り着けるか」
を絶対に試しましょうね!

なお、解き直しをしないでテストを受け、それで上手くいかずに新しい参考書に手を出したりするのは、
「料理本だからダメなんだ。よし、今度は料理DVDにするぞ!」
ってのと同じですよ(笑)

正しい行動には正しい結果が付いていきます。

面倒くさがらずに、
愚直に、まっすぐに!

自分の体と脳を使って、たくさん苦労をして下さい!
夏はたっぷり時間があるぞ~♪

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